カテゴリ:介護( 42 )

08.11月10日(月)弱音を少々

季節を先取りしたかのような
昨日、今日の寒さが介護にとっての伏兵でした。
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この寒さで兄の不自由な手脚の動きが
途端に、より一層鈍くなりました。
動きのスピードが目に見えて、緩慢になり
思うように動かせなくなり
前の日まで難なくクリアしていた
手すりのある場所で、転倒してしまいました。

以前にも書きましたが、兄の場合
頭の骨が欠損しているので
転倒は、生命に関わる一大事なのです。
幸い、今回頭は打ちませんでしたが・・・。
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それと、そこまでの一大事ではなくとも
ものの掴み損ねも増え、テレビのリモコンを
床に落とすたびに、私が2階で仕事をしている時でも
1階の兄の元へ駆けつけなければならず
その回数が増えてしまいました。
リモコンぐらいと思われるかもしれませんが
無理をして、床のものを自分で拾おうとして
車椅子から落下する場合もあるので
その都度、知らん顔はできないのです。
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気の滅入るような曇天も手伝って
思わず、はぁーーーーーと、ため息が漏れます。
寒いと言っても、まだ序の口です。
これからの気温低下が、頭痛のタネになりました。

※写真はアカツメクサです。
 ぽんぽん系の花は、例外なく好きです!
 好きなものでも見て「元気出して行きましょ!!」

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by hanamichiru | 2008-11-10 19:34 | 介護

08.11月4日(火)フラワーア(涙)

ある日、兄が私にこう尋ねました。
「花満ちるのやってるのは何ていうんだ?」
最初すぐには意味が分からなかったのですが、次に
「フラワーなに? デザイン?」と聞いてきたので
「あぁ、フラワーアレンジメントっていうんだよ」と答えました。
「そうか、じゃあ、テレビ録画できるように
 それで、キーワード登録しといてやるよ」と兄。
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私が説明するまでもないと思いますが・・・
カテゴリーやキーワードを登録しておくと
それらに関連したテレビ番組が、自動的に録画される
賢い機能付テレビを兄は持っています。
そのテレビで、私のためにお花関係の番組が引っかかるよう
キーワード登録をしてくれるというわけです。

私は二つ返事で
「ありがとう! じゃあ、よろしくね」と言い残して
そのまま、夕食の後片付け、その後入浴と
兄のそばを離れてしまいました。
そして、お風呂からあがって
「じゃ、そろそろ寝ようか?」と兄に近づいたとき
車椅子の背中ごしに見えたテレビ画面・・・そこには
フラワーア・・・

その5文字がありました。フラワーア・・・
その文字列を見た瞬間、私は心の奥底から
洪水のように、涙がせり上がってくるのを感じました。
両方の目から溢れださないように
洪水の水位が下がるまで、しばらく時間が必要でした。

兄との会話から、ゆうに1時間以上は経っていました。
その時間をかけて、私のために「フラワーア」という
5文字を兄は懸命に入力してくれていたのです。
右手はほとんど使えず、かといって自由に動くわけではない左手で
リモコンを握り、縦横にカーソルを動かして
よく見えない目でカーソルを見失いながら・・・。
おそらくは、何度も変換ミスを繰り返して・・・。

私は、自分が深く考えもせず
「よろしくね」と簡単に言い残したことへの申し訳なさ
「フラワーアレンジメント」と入力するために
それだけの時間と労力を、費やす必要のある兄の不自由さ
それでも、私のためにそこまでしてくれた懸命さ・・・など
色々な思いが、ごちゃ混ぜになって、一挙に押し寄せ
胸がいっぱいになってしまったのです。
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介護をしていると、つい一方的に献身しているような
気持ちになりがちです。
ときには、自分の時間を兄に浪費されている・・・
そんな風に思ってしまうことさえあります。
けれど、上のエピソードで私は頭をガンッ!と殴られたような気がしました。
一方的では、決してないのです。
兄は私がしてあげたことに対して
自分のできる範囲で、少しずつでも
返そう、返そうとしてくれるのです。

兄へ
ごめんね、ごめんね、もっと優しい人になるから・・・。
そして、ありがとう・・・・。

※写真は、なんと本日撮影の桜です!

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by hanamichiru | 2008-11-04 21:03 | 介護

08.10月31日(金)頭の骨がなくっても

・・・お花のブログのタイトルとしては
意味不明というか、なんのこと?と思われるかもしれません。
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私が介護している兄は「骨形成不全症」という病を抱えていて
今日のタイトルそのままに、生まれつき頭骨が不完全で
部分的に欠損しています。
左右の鎖骨もないのですが、障害として目立つのは
どうしても頭部のほうだと思います。

「骨形成不全症」という病気自体は2万人に1人くらいの
割合で発症するらしいのですが
頭骨がかなりの範囲、欠損している症例は
もっともっと低い確率なのでしょう。
あまり、同じ症状の方の話を聞いたことがありません。

私は、とりたてドラマティックでもない
ごく、ありふれた兄の昔話・経験談を聞くのが結構好きです。
例えば、パチスロにはまったりとか
居酒屋で酩酊して、衝立に倒れこんで壊してしまったとか。
彼女と焼肉屋さんによく行ったとか・・・。
そんなたぐいの話です。

正確な数字は分かりませんが
何万人に一人だとか、何十万人に一人だとかの
珍しい、言ってみれば非凡なハンディを背負っている兄に
平々凡々な、当たり前の青春や経験があったことを知ると
なんだか、ホッとして嬉しくなるのです。
そして、それを許してくださった環境や周囲の方の
大らかさというか優しさに、思い至り
自然と心が温まってくるのを感じます。

兄とは長いこと別々に暮らしていたので
直接、お会いしたこともない方ばかりですが
特別扱いしないで、普通に接してくださった
学生時代のお友達、同じ職場の皆さん、兄のお客さま方
行きつけのお店のスタッフの皆さん、役所の職員の皆さんなど
お世話になった大勢の方々
心から感謝しております。ありがとうございます。
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頭の骨がなくっても・・・
「ない」ものは、「ない」で変えようがないけれど
「ない」分、それを埋める何かが代わりに
与えられるのかもしれません。
・・・兄の周りの心優しい人達と接するたびに思うことです。

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by hanamichiru | 2008-10-31 23:15 | 介護

08.10月29日(水)親友の忠告

彼女はゆっくり大きく、かぶりを振りながら
外国人のジェスチャーよろしく
私に向けた手のひらを、水平に横移動させながら
「分かった。もう二度と言わない。
 でも、忘れないで。私は言うだけは言ったからね」
憤懣やるかたないといった表情で、言い放った彼女は
私が介護の必要な兄と同居することに、猛反対をしました。
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彼女とはもう20年近い付き合いで
文字通り無二の、絶対スペアのきかない大親友。
どちらが先でも、死に目には、なにを置いても駆けつけ
見送ろうと約束しているほどの仲です。

彼女は私など足元にも及ばない
才能あるクリエーターで、私は創作活動のうえでも
彼女に、長期間大きな影響を受け続けました。
彼の人いわく
「あなたは物を創る人でしょ?
 クリエーターが自由な創作時間を損なうことが
 どれだけ致命的なことか、よく分かってるはずじゃない?
 お兄さんと暮らしたら、自分の時間なんてなくなるよ!」
言葉はきつくても、それがほんとうに私のことを思って
言ってくれていることは、痛いほど分かります。
でも、分かっていても、その場では素直になれず
私も少しムッとして答えました。
「ほかに選択肢がないんだから、私のところに来るしかないの」
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「選択肢がない」・・・ほんとうにそうだったのか?
ほんとうは、選択肢はほかにもあったと思います。
けれど、兄がうちに来るまでの長い複雑なYes,Noチャートの
Yesのほうを、私はずっと選び続けました。
一度もNoに進まなかったから、いま兄がここにいるのです。

・・・にもかかわらず、兄と暮らして数ヶ月で
私は彼女に、弱音メールを送ってしまいました。
これから、やっていけるのだろうか?といった
不安でいっぱいの、とてもネガティブな内容のメールでした。

彼女からの返信は
「優しさだけで行動起こして、自滅したら元も子もないじゃない。
 あなたの負担をできるだけ、周りの人に分配することを
 おススメします」
冷静な彼女らしい、けれど実のこもった言葉でした。
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彼女は、情に流されやすい私の性格を
私以上に分かっていて、最初の忠告をしてくれたのです。
それなのに、頑として聞き入れなかった私に
いまも、色々な形で手を差し伸べてくれます。
彼女と出会えなかったら、私の人生は
ちょっと別のものになっていたと、ことあるごとに思います。

Mへ・・・いつも、ありがとう・・・感謝を込めて。

※待望のバラの実が色づきはじめました。
 写真はポールズヒマラヤンムスクの実です。

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by hanamichiru | 2008-10-29 14:32 | 介護

08.10月24日(金)見えない勲章

私の介護している兄が、うちに来る少しまえ
当時の担当医が、発した言葉です。
何のためらいもなく・・・
「いままで生活はどうしていたの? 生活保護?」

否です。とんでもありません。
兄は不自由な身体に甘んじることなく
鍼灸・マッサージ師として20年間働き
障害が重度化して、やむなく退職した後も
次第に歩けなくなっていく身体をおして
ハローワークに通い、求職活動を何ヶ月も続けました。
結局、兄への求人は皆無で
ここ数年は障害年金で生活していましたが・・・。
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前述の医師にかかわらず
介護なしでは生活できない、現在の兄しか知らない人は
生まれてからずっと、ひとの世話・社会の世話になって
生きてきたのだろうと思うのでしょう。

けれど、事実は違います。
もちろん、たくさんの人に助けられて
いまの兄があることは、感謝もし決して否定はしません。
ただ、兄は自立して生活するとともに
自身も随分と周囲の方たちを助け
その方たちの力となってきたのです。

高校から盲学校に進学した兄は
弱視ではありましたが、完全失明ではなかったので
全盲のクラスメイトの生活や勉強の手助けをしたそうです。
特に中途失明の年配の方たちが
新しい生活手段を得るため、現役の学生に混じり
鍼灸・マッサージ師の資格取得を目指し
それはもう、大変なご苦労をなさって勉強されていたそうですが
兄はこの方たちのために、授業テープの編集やダビングなどをして
母などは、会うたびよくお礼を言われたようです。

鍼灸・マッサージ師として就職してからも
生まれつき見えたことのない方と
途中失明された方とのちょうど、中間くらいに位置していた兄は
双方の不便さや気持ちが、よく分かったようで
仲立ちのような役割もしていたようです。
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いま、兄はとてもよくしてくださる方々に囲まれています。
兄は、そういう方たちの親切を受けるたびに
「よくしてもらっても、今の俺はなにもお返しができないんだよ」と
ため息まじりに言います。
「昔、ひとに親切にしたことが
 巡りめぐって、いま戻ってきてるんだよ」と私は慰めます。

もし、人が人を思いやってしたことに
勲章をもらえたとするなら・・・
兄の胸には、一つひとつは、小さいかもしれないけれど
キラキラ光る勲章がいくつも、輝いているのではないか
それは、見えないけれど確かにそこにあって
今度は、親切な人たちを兄の元へと
惹きつけてくれてるんじゃないか・・・と
私は思うのです。

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by hanamichiru | 2008-10-24 22:56 | 介護

08.10月16日(木)虫の音が聞こえない

「当たり前」と思っていることが
必ずしも、「当たり前」ではないと分かったとき
ハッとさせられることがあります。
数十年ぶりに、障害のある兄と暮らして
しばしば感じることです。
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ある晩、車椅子に座った兄の介護をしながら
交わした会話です。
「秋の虫がよく鳴いてるね」
「えっ? 虫? 聞こえない」
「聞こえない? いまも鳴いてるよ」
「聞こえないなぁ」

兄には私が当たり前に聞こえている
秋の虫の音が聞こえないのです。

「奇跡の人」のヘレン・ケラーが
三重苦と言われましたが
いったい兄は何重苦なんだろうかと思います。
・・・と言っても障害の数をかぞえて
嘆こうというわけではありません。
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私が、兄の持たざるもの、失ったものに
ハッとさせられたあと、我に返っていつも思うのは
「だからって(兄は)不幸じゃないよな~」
ということです。
そして、半分、自分に言い聞かせるように
「不運だけど不幸じゃない!!」
あるいは、乱暴だけど・・・
「自分を不幸だなんて思ったら、ブッ飛ばす!!!」

だって、何がなくたって私がいるじゃない。
母もきょうだいもいるじゃない。
助けてくれる人が、ほかにもいっぱい。
それでも、不幸だなんて言ったら許さない・・・。
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※写真は季節はずれのシバザクラです。
 一般的には、ゴールデンウィークぐらいが
 見頃なのに、日当たりのいいところでは
 いまだに咲くんですね。

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by hanamichiru | 2008-10-16 18:49 | 介護

08.10月12日(日)イラッとできる幸せ

私の兄は、現在要介護度3ということで
他者による介護がなくては、生活できない状態ですが
ずっと昔からそうだったわけでは、ありません。
(生まれつき障害はありましたが、身辺自立はしておりました)
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数年前、突然走ることができなくなり
手や視力にも問題が生じたために、仕事を辞め
そして、歩けなくなり
ついには、自力で立ち上がることが
できなくなってしまいました。
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自身の身体の機能が次々と
失われていく現実を、兄はなかなか
受け入れることができませんでした。
そうした日々が、兄の表情から笑顔を奪い
私たち家族は、何年ものあいだ
兄の「晴れやかな笑顔」というものを
見ることができませんでした。
その頃は、片道2時間半かけないと
兄の住む土地には行けず
頻繁に様子を見に行くということも
かなわず、心配ばかりが募りました。
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いま、私の家で聴力も乏しい兄が
大音量のテレビを観ながら
決して、上品とは言えない笑い声を立てています。
親父ギャクもよく言います。
正直、イラッとすることも少なくありません。
それでも、そうした次の瞬間
「ようやく、ここまで来たんだ」と
感慨にふけることがあります。

兄が、たくさんの身体の機能と
笑顔を失ったあの頃
声を立ててゲラゲラ笑う姿を
再び、見られるようになるとは
想像もできませんでした。
そんな兄が戻ってきてくれるとは・・・。

だから、イラッとさせられるのも
多少は大目にみないとな、なんて考えています。

※写真はヘデラベリーのベリーになる前
 蕾のようです。花もちらほら咲いてます。
 ご近所の生け垣ですが、ヘデラベリー買うと
 結構高いので、貴重です。

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by hanamichiru | 2008-10-12 23:46 | 介護

08.10月8日(水)私はここにいる

私が介護している兄は
生まれつき、複合的な障害を負っています。
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兄には私のほかに弟が一人
そして、一番末にもうひとり妹がいます。
4人きょうだいというわけです。

障害のある子どもが産まれると
親は、その子を育てるのが大変だし
次の子どもも同じような障害を背負って
産まれてくるのではないかと危惧し
次の子どもを諦めてしまう場合が
少なからず、あるそうです。

私の母は、違いました。
長兄のあとに次々と3人の子どもを産みました。

母は
「この弟・妹たちが将来きっと、身体の不自由な
 お兄ちゃんを助けてくれる。できるだけ、たくさん
 きょうだいをつくっておいてあげよう・・・」と考え
進んで、私たちを出産したそうです。

そして、母の考えというか目論見はまさに的中し
現在、その弟・妹たちは
知恵を絞り、体力や時間を費やし
力を合わせて、長兄をサポートしています。
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母は一時、兄の病状に絶望して
かかっていた大学病院の屋上から
赤ん坊の兄を抱いて
何度も飛び降りようと思ったそうです。

運命は不思議なものです。
母がそのとき、死を選んでいたら
私はこの世に、影もカタチも存在していなかったわけです。

弟・妹たちが
「お兄ちゃんを助けてくれる・・・」
数十年前、母が願った未来は、いま現実となっています。

そして、私はちゃんとここに存在しています。
兄と一緒に暮らしながら・・・。
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※写真は昨日仕入れてきたばかりの花材です
 仕入れ直後は、とたんに華やかになります。

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by hanamichiru | 2008-10-08 13:34 | 介護

08.9月28日(日)ずっと一緒にいよう

「Kちゃん、ずっとここに居させてくれる?」
私が介護している兄が、私の夫に問いかけました。
Kちゃんとは、夫のファーストネームです。
「もちろんですとも。お義兄さん
 ずっと一緒に暮らしましょう」と夫。

障害のある兄は、私の夫Kちゃんが
大のお気に入りで大好き。
夫の方も「俺はお義兄さんの味方だ」と
口癖のように言います。
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介護や仕事に対する、私の必死さに比べて
この二人の「ほのぼのさ」には拍子抜けします。
そこだけ、異次元ワールドといった感じです。
けれど、血の繋がらない、この兄と弟のいい関係が
いかに私の救いとなっていることでしょうか。
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一緒に暮らして4ヶ月。
いつも変わらず、兄に優しくしてくれる夫・・・。
心から感謝する毎日です。
ありがとう! Kちゃん。

※写真はキバナコスモスです。

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by hanamichiru | 2008-09-28 18:49 | 介護

08.9月11日(木)もう一度、自分の足で歩いてみせる

今日は介護している兄について
少し、お話します。

兄はハンディキャップを背負って
この世に生を受けました。
担当医は、赤ん坊の兄に次のような
診断を下したそうです。
「この子は生涯、立ち上がることも歩くこともできず
 話すことも無理、生きられて数年でしょう」

実際の兄は、この診断をことごとく覆し
立ち、歩き、走り、自転車にさえ乗りました。
言葉を話し、読み書きを習い
一挙にスッ飛ばしますが
受験勉強をして鍼灸・マッサージ師の資格を取得し
20年間、親元を離れて働きました。

そして、現在50才ですが、数年前から
自立歩行ができなくなり
それ以外の障害も重度化、介護が必要となったため
私と同居するに至りました。

長い間、兄とは離れて暮らしていましたが
私は、挫けそうな困難にぶつかるたびに
こんなことで、へこたれたら兄に対して恥ずかしい!
そう思い、難局を乗り越えてきました。
兄の努力の10分の1もしていないのではないか? と
自分に問いかけて、ことに当たりました。

いま、ちょっとその恩返しができてるのかな?

同居を始めてから兄は、また新たな奇跡を起こすべく
「もう一度、自分の足で歩いてみせる」と
リハビリに励んでいます。
そして、文字通りささやかな一歩ですが
この数ヶ月で、何年も浮いたままだった
右足のかかとが、床に着くようになったのです。

離れていた時も、こうしてそばにいる今も
兄には、背中を押してもらっている気がします。
車椅子は私が押してるのに・・・。
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写真のバラは、去年のフロントガーデンの様子ですが
車椅子の通行の邪魔になるので
今年花が終わった後、かなりバッサリ切ってしまいました。

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by hanamichiru | 2008-09-11 19:39 | 介護