カテゴリ:介護( 42 )

09.2月27日(金)鎖骨のないマッサージ師

b0137657_191719100.jpg先日、兄の盲学校時代のノートを見せてもらいました。
踊るような文字でびっしり書かれた何冊もの大学ノートに兄が苦心して医学の勉強をしたあとが残っていました。

いまでは、兄は文字を読む視力もなければ書くための手の自由もありません。
自力で歩くこともできなくなり、介護が必要になったため私と同居を始めました。

学生当時は、まだこれだけのことができて鍼灸・マッサージ師の資格試験にも合格できたんだなぁ、とノートを見ながら、感慨にふけりました。

「解剖学とかこういう勉強、楽しかったんだ?」と私が尋ねると
「そう、勉強しているうちに、自分にない部分が分かってきておもしろくなっていった」と兄が答えました。

「自分にない部分」・・・兄の言っている意味はなにか抽象的なことではなく、実にリアルな話で
「自分にない部分=骨」ということなのです。
(私は慣れていますが、結構すさまじい話です)


「骨形成不全症」という病気である兄は
身体のあちこちの骨が生まれつき欠損しています。
以前にもこのブログで書いたことがありますが
もっとも顕著な部分は頭蓋骨が、不完全であるということです。

それ以外にも、細かい骨は色々欠損していて
鎖骨(細かくないか・・・)などは、左右両方ともないそうで
肩関節と腕のジョイントが上手くいっていないのでしょう。
亜脱臼は日常茶飯事です。

そんな兄が、身長140cmにも満たない小さな身体で
おそらく、しょっちゅう肩関節をはずしながら
20年間もマッサージを生業にしていたとは・・・。
妹ながら、驚きます。「よく、やってたなぁ・・・」

身内を褒めるような話は、お聞き苦しいでしょうが
兄のこの努力は、褒めてあげたいです。
普段は子供っぽくて、自分勝手なところも多い兄ですが
私は、頑張って働き続けた兄を誇りに思っています。

古い旧いノートを見ながら、そんなことを考えました。

※写真の作品は、それぞれ日を改めて制作ノートをアップしたいと思います。

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by hanamichiru | 2009-02-27 19:21 | 介護

09.2月20日(金)ヘルパーさんがやってきた

先だってのショートステイへのチャレンジに引続き
今度は、ヘルパーさんに来ていただくこととなりました。
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お願いして朝と夜、都合まだ3回だけなのですが
とっても、とってもありがたいです。
ほんとうに懇切丁寧な介護をしてくださり
兄にとって、ジャストフィットなサービスだと感じました。
b0137657_10271622.jpg

このサービスを利用するまでは、ヘルパーさんに来ていただくことが
これほど力になり得ることだと思っていませんでした。
私たちのケースだと実情に合わないと思い込んでいたからですが
それは、誤りでした。
兄も穏やかに楽しそうに談笑しているので
ショートステイのときの拒絶反応とは対象的で、ホッとしました。
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兄と同居を始めて9ヶ月、自由に外出もままならない日々が
明らかに家族を疲弊させ始めていました。
けれどヘルパーさんのおかげで、とても気分が軽くなりました。
春に向けて、介護プランの幅も広がりそうですので
それは、イコール私の仕事プランの広がりにも繋がります。
気持ち的にも春の兆しを感じています。
b0137657_10281990.jpg

ヘルパーさん、ありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

※写真は茶色いフェルトカバーのアレンジです。
 花はミックスカラーにしましたので
 角度によって、色々な表情をお楽しみいただけます。
 現品在庫あり・・・です。

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※エキサイトへの投稿記事です。

春を先撮り!「小さい春」見つけたよ♪
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by hanamichiru | 2009-02-20 10:34 | 介護

09.2月14日(土)どんなに過酷な運命が待っていようとも

まるで、天気の話でもするかのように・・・
「俺はそのうち全く歩けなくなっちゃうのかなぁ?」と兄。
「その可能性は充分あるよね」と私。
現在兄は、つかまり立ちとつかまり歩きならできるのですが
それすら、できなくなってしまう時が来るかもしれないという懸念の話です。

また、別の時には・・・
「これから先、目が全く見えなくなっちゃうってこともあるのかな?」と私。
「その可能性は充分ある」と兄。
現在兄は、かなり見えづらいとはいえ、全盲ではありません。
けれど、やはりそれも今までの経過からして
完全に視力を失ってしまう日が来るかもしれない、という兄妹の会話です。
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日常会話として、あっけらかんと交わされる内容としては
あまりにも深刻かつ過酷な話ですが
私と兄は割りと普通にこういう話をします。
兄は以前、鍼灸師だったので、医学の覚えがあり
自分の病状を分析するのが結構好きです。
専門用語を多発して理屈っぽいので、私や母はよく辟易させられますが・・・。
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とにかく、私が常日頃考えているのは・・・
どんなに過酷な運命が、兄を待ち受けていようとも
そこから目を逸らさずに、見届けてあげようと。
それしか他にできることがないのなら
しっかり、この目で見て記憶に刻みつけ
少なくとも妹として兄の生きざまを目撃した証人に
なろうと心に決めています。
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ただ見届けることすら耐えられないような
辛くて酷い運命が、これから兄を待っているかもしれませんが
覚悟だけはしておかなければと思い
そのことについて、いまから二人で話し合っています。
天気の話でもするように、淡々と・・・。

※写真は、なかなかタイミングがなくて
 アップできていなかった、でも、とっても思い入れのある
 クリスマスのアレンジです。
 こんなタイミングになってしまってスミマセン。
 そして、ほんとうにありがとうございました。

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by hanamichiru | 2009-02-14 13:33 | 介護

09.2月5日(木)兄の綺麗な手と私の傷だらけの手

介護とお花の両立がテーマのこのブログですが
この時期、ツライのが手荒れです。
そう、「介護」も「お花」も手荒れがつきもので
ダブルでダメージを受け、私の手はいま惨憺たる状態です。
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なんらかの作業をしていて、ふと気付くと
手が触れていたものに、血がついています。
驚いて出血元を探すと、指先や手の甲の傷から
血が滲んでいるところが見つかります。
ときには、滲んでいるなどという生易しいものではなく
傷をさらに、どこかにぶつけでもしたのか
流血しているときもあります。

いわゆる主婦湿疹という症状が治る間もなく
ざくろ状の傷になっている部分や
すでに傷が治っていても黒ずんだ痕が残っていたり
恥ずかしくて、人前で手を出したくないと思ってしまうほどです。
看護師さんや美容師さんなど水を使う職業の方と同様
手荒れは宿命とも言えますが
元々、皮膚の弱い私はすぐ悪化し長期間治りません。
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介護とお花で一日に数え切れないほど、手を洗ったり
水にさらしたりする毎日なので、荒れるのはしょうがないのですが
一方、介護を受ける兄はと言えば
ほ~んとに、白くて綺麗な手をしています。
でも、皮肉なことに、この綺麗な手は
自分の思い通りに動かせない、自由の利かない手なのです。
もっと言ってしまえば、あまり使えないから
綺麗なままでいられるのです。
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一日中、動っきぱなしだけど傷だらけの私の手。
限られた、できることにしか使えない綺麗な兄の手。
複雑な気持ちで見比べることがあります。

でも(文字通り泣き言ですが)・・・
兄を着替えさせるとき、服の繊維が手の傷に触れると
泣きたいくらい痛いときがあります(涙)。

※写真は白と黄色のカラーのアレンジです。
 アートフラワーですが、かなり本物っぽい感じでした。
 あぁ、そう言えばこれは看護師の方からのご注文でした。
 御身、御手をお大事にどうぞ。ありがとうございました。

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by hanamichiru | 2009-02-05 22:29 | 介護

09.1月30日(金)これだから家族はダメなんだ!

話が前後してしまいますが
今日は兄が、2泊3日のショートステイへと出かけた日のことを
綴ってみようと思います。
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その朝、兄の迎えの車が到着すると
母が付き添い、私は仕事をすることになっていたので
早々に二階へと退散しました。
挨拶もそこそこに、逃げるように
その場を去ったのは、なんとなくイヤな予感がしたからです。

二階の窓から、兄が車に乗り込むところを見送りました。
車椅子用リフトでゆっくりと上昇していく兄。
まるで、世界中の苦悩をその小さな身体に
一身に背負ったかのように縮こまって
そして、未知の環境に向かう緊張のあまり強張った表情。
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その顔を見ていたら、案の定イヤな予感は的中し
不覚にも、ふいに涙がこみ上げてきました。
さんざん、私が兄のお尻を叩いて
やっと納得させたショートステイ行きなのに
早くも後悔している自分がそこにいました。
あんなに嫌がっているのに、ほかに手段はなかったんだろうか?・・・と。

同時に「これだから家族はダメなんだ!」と
心に響く声がありました。
すぐ感情に流されて、こんな風にウェットになって
判断を誤るのは、なまじっか家族の情があるせいなんだ!
この心の響きが、兄がショートステイで嫌な思いをして戻り
「やっぱり家族じゃなきゃダメなのか?」に
変わることになろうとは、この時まだ知りませんでした。
(兄が嫌な思いをした一件については
「09.1月21日(水)人はなぜ人を傷つけるのか?」
 アップ済みです。)

とにかく、兄が家に閉じこもり、年老いた母が介護で疲れ果て
私は思うように仕事ができず・・・そんな
閉塞した状況を変えるには
ショートステイに限らず、何らかの行動を
起こさなければいけないことは、ハッキリしているのです。
それなのに、介護が必要になってから
すっかり消極的になった兄の固い表情を見ながら
子供の頃を思い出し、兄のまだ走ったり
自転車に乗れた姿などが、頭の中を駆け巡り
新しい涙が生まれてくるのでした。
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これから先も
「これだから家族はダメなんだ!」と
「やっぱり家族じゃなきゃダメなのか?」
・・・この二つの思いの間を振り子のように
行ったり来たりするのでしょう。

※写真のアレンジは、港南台タカシマヤの展示即売会に出品したものです。
 わざわざ千葉県から駆けつけてくれた高校時代の友人が買ってくれました。
 ありがとう! 感謝です!!

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by hanamichiru | 2009-01-30 21:51 | 介護

09.1月21日(水)人はなぜ人を傷つけるのか?

先日、兄が始めてのショートステイを終えて帰ってきました。
まるで元気がなく、初の試みが
明らかに裏目に出たことは、一目瞭然でした。
元気のない理由はいろいろあるようですが
ひとつ大きなアクシデントがあったそうです。
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そもそも兄は手が不自由なため
介助がなければ、自分ではうまく食事が摂れません。
おにぎりやパンといった、掴んで口に運べるものなら
なんとか、一人で食べられるのですが
目もあまりよく見えないので
対象のものを、まず掴むだけでもかなり大変です。
お箸やフォーク・スプーン類を自力で
操ることは、さらに難易度が高くほぼ無理です。
それなのに、普段のデイケアでもそうなのですが
今回のショートステイでも
マンツーマンで、つきっきりの食事介助を
していただくことは叶いませんでした。

したがって、食器に口を近づけて
手でかき込むような食べ方をするしかなく
その様子を見咎めた他の利用者の方が、兄に対して
「食べ方が汚い!」と叱責したそうです。
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母が迎えに行った際、スタッフの方から
「その方は、ちょっとアクの強い方で、最初から席を
 遠ざけておけばよかったのですが、配慮が足りませんでした」と
謝罪を受けたそうです。
その時は兄も「気にしていませんから」と
平静を装っていたらしいのですが
帰宅してからの様子は、明らかに
自尊心を傷つけられたことによる悔しさや怒り
自由にならない自分の身体への情けなさで
がっくり落ち込んでしまったようです。

私がこの話を聞いて
まず、施設に対して疑問に感じることは・・・
何故、生きることの基本である食事の介助を断るのでしょうか?
座席の位置の問題ではなく、介助を受けていれば
未然に防げたことではなかったのでしょうか?

兄を叱責した方に対しては・・・
もし、兄の食事の仕方を見て不快な思いをされたのなら
兄を咎めるのではなく、スタッフの方に伝えて
介助を促していただくことはできなかったのでしょうか?
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今回起こったことは、福祉施設の人手が足りないことが
原因と考えればよいのでしょうか?
「人はなぜ人を傷つけるのか?」
そこまで考える必要はないのでしょうか?
たくさんの答えの出ない「?」マークが頭の中を巡っています。

※本来なら、高島屋関連のお礼記事を掲載するのが筋なのですが
 少々心乱れて、上の話が先になってしまいました。申し訳けございません。
 写真は、いまあちこちで可憐な姿を見かけるスイセンです。
 派手さはないけれど、爽やかで可愛いですよね。

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by hanamichiru | 2009-01-21 18:20 | 介護

09.1月8日(木)誇りを持って生きろ!

今朝方、およそ妹が兄に向かって言うには
ふさわしくないセリフを随分と
口にしてしまいました。
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介護に関わる家族間が
ちょっとギクシャクしがちだったので
兄妹二人きりのときに、腹を割って
話をしました・・・というか
妹の私からの一方的、お説教だったかもしれません。

その一部・・・
「身体が不自由だから、可哀想なんて私は思わないから
 可哀想なんて思ったら失礼だから、対等な立場で言うよ」
「心や精神まで不自由にしちゃダメだよ。
 身体の自由が効かなくたって、誇りを持って生きなくちゃ!」

兄は、生意気でおっかない妹だと思ったことでしょうが
結局、私が言いたかったのは
「もっと母をいたわるように。身体を使えなくても
 気は使ってあげられるはず」ということと
「生身の人間との交流を絶ってはいけない。
 もっと積極的に外に出ていくべきだ」という
ようなことでした。
(ところどころ、自分に向かって言っているような場面も
 あって、ちょっと苦笑いしました。)

結局、このやりとりで
渋々だった兄のショートステイ利用は
納得しての利用というカタチになりました。
これで兄の不在期間に、私は仕事専念
母は休養という時間をうまく作りだせるか
試してみるつもりです。
b0137657_21441847.jpg

ただ、どうしても伝えたかったことも
加えて言いました。
「私は、Yっちゃん(兄の子供の頃からの呼び名)に
 ただ生きてるだけっていうんじゃなくて
 時々でも、生きててよかったなぁって思える
 暮らしをして欲しいんだよ」
兄との同居の理由もこれで
同居の願いを、夫に泣いて訴えたときの
言葉でもありました。

写真は、クリスマスとお正月に挟まれて
アップする機会を逸していました
12月生まれの方のお誕生日プレゼントです。
「シックだけど、ちょっと豪華に」が、ご注文内容でした。
ありがとうございました。

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by hanamichiru | 2009-01-08 21:46 | 介護

09.1月6日(火)俺は施設に行く

年末も押し迫ったある朝
起きぬけの開口一番、兄が放った言葉です。
「俺は施設に行くから・・・」
私は「そら、来た!」と心の中でつぶやきました。
・・・というのも前夜、夫から
兄と母が言い争いをして険悪なムードに
なっていたと、すでに報告を受けていたからです。

寒くなって厚くなった掛け布団を
自力では払いのけられない兄に近づき
その布団を持ち上げながら、私はこともなげに言いました。
「そんなに急に飛躍することないじゃない
 もっと踏める段階があるんだから。
 デイケアの日を増やすとか、ショートステイを
 利用してみるとか。そういうの試してから考えれば?」
兄が、心から嫌がっている(在宅ではない介護)施設入所を
自分からすると言い出したのは
感情的になって自暴自棄になっている証拠です。
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クリスマス、お正月と私は仕事がずっと忙しく
最近、兄の介護の記事もほとんど
アップしていませんでした。
けれど、アップしていなかったのは
何もなかったからではありません。
いつも、四六時中、ふつふつと問題は沸き起こります。

介護を必要とする家族と暮らす・・・。
誰かが背負う重荷を少しずつ、家庭内で分け合う・・・。
実は、あまり自然なことではないのかもしれません。
あちこちに無理が生じた結果
時々、上のようないさかいの種が実ってしまいます。
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私は、感情的になった兄には
できるだけ、サバサバと接するように心がけています。
時には、ふざけて笑い飛ばすようなことさえします。
一緒に深刻になってしまうと、どんどん
落ち込んでしまいそうだから・・・。

それでも、独りになってから兄の言葉を反芻して
思わず、涙がこみ上げる時があります。
「俺はやっかい者なんだな」
「俺だって好きでこんな風になったわけじゃない」
「施設に行くから」
「もう死ぬしかない」・・・実際、兄が発した言葉です。
そんな言葉は言って欲しくないし、聞きたくありません。

けれど、私も兄と同じく
生活のすべてに他人の力を借りなければ
生きていけないようになったら・・・
同じ言葉を吐くかもしれません。
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凍てついた早朝、生花の仕入れに行く道すがら
真冬の雑草さえ枯れている場所に、向日葵が咲いていました。
その健気さに胸打たれ
「この強さ、この逞しさをどうか私にも・・・」
そう願いながら、カメラのシャッターを押しました。

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by hanamichiru | 2009-01-06 21:59 | 介護

08.12月16日(火)優しさがカタチに・・・メリークリスマス

友人のKさんから
一足早いクリスマスプレゼントが届きました。
私と夫、そして兄の分まで・・・。
b0137657_14594981.jpg

写真は兄へのプレゼントです。
Kさんは、兄の視力が乏しいことをご存知で
手で触れば、文字が分かるだろうと
一字一字、下書きをしてメリークリスマスの文字を
切り抜き、毛糸で繋げてくださいました。
b0137657_1501777.jpg

Kさんの優しさが、そのままカタチになった手作りのプレゼント。
すっごくアッタカイうえにカワイイです。
胸がいっぱいになりました。

兄からもよろしく伝えてください、とのことです。
Kさん、ほんとうにありがとう!!

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※エキサイトクリスマス特集への投稿記事です。

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by hanamichiru | 2008-12-16 15:16 | 介護

08.11月15日(土)要介護度4

先日、兄の介護保険・要介護度の再認定調査があり
結果の通知が郵送されてきました。

結果は、予想に反して3だった判定が4と重くなってしまいました。
要介護度は5段階あり、5が「最重度の介護を要する状態」で
4はその次の「重度の介護を要する状態」ということになります。
b0137657_16343683.jpg

半年前より、自分でできることが増えていたように
思っていましたので、なんだか複雑な気持ちです。
実際の状態より軽めに判定されると
介護保険の月額支給限度額が下がってしまい
自己負担分が増える可能性も出でしまうので
軽い判定が下されなかったことは、助かることなのですが
やはり3が4と重くなったことには
ガッカリさせられてしまいました。

なぜなら、本人も頑張ってリハビリをしたし
私も日常動作のなかで、手を貸すタイミングを
ぐっとこらえて(これは時間も忍耐も必要です)
できるだけ本人の力で、やりとげられるようサポートし
それなりの効果が上がってきていたと思っていたからです。
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「そんな日もあるよ」
兄が思い通り、身体を動かせない日
ものごとがうまく進まないで焦れる日・・・
私が兄に向かって、口癖のように言う言葉です。

「そんな日もあるよ」
今日は、同じ言葉を自分自身に言ってみました。
マッイーカ、ソンナヒモアルヨ・・・。

※街路樹の根元をふと見たら
 可愛い黄色い立て札がありました。
 お花の好きな人は、いっぱいいるなぁ、と思い
 微笑んでしまいました。

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by hanamichiru | 2008-11-15 16:40 | 介護