今日は介護している兄について
少し、お話します。 兄はハンディキャップを背負って この世に生を受けました。 担当医は、赤ん坊の兄に次のような 診断を下したそうです。 「この子は生涯、立ち上がることも歩くこともできず 話すことも無理、生きられて数年でしょう」 実際の兄は、この診断をことごとく覆し 立ち、歩き、走り、自転車にさえ乗りました。 言葉を話し、読み書きを習い 一挙にスッ飛ばしますが 受験勉強をして鍼灸・マッサージ師の資格を取得し 20年間、親元を離れて働きました。 そして、現在50才ですが、数年前から 自立歩行ができなくなり それ以外の障害も重度化、介護が必要となったため 私と同居するに至りました。 長い間、兄とは離れて暮らしていましたが 私は、挫けそうな困難にぶつかるたびに こんなことで、へこたれたら兄に対して恥ずかしい! そう思い、難局を乗り越えてきました。 兄の努力の10分の1もしていないのではないか? と 自分に問いかけて、ことに当たりました。 いま、ちょっとその恩返しができてるのかな? 同居を始めてから兄は、また新たな奇跡を起こすべく 「もう一度、自分の足で歩いてみせる」と リハビリに励んでいます。 そして、文字通りささやかな一歩ですが この数ヶ月で、何年も浮いたままだった 右足のかかとが、床に着くようになったのです。 離れていた時も、こうしてそばにいる今も 兄には、背中を押してもらっている気がします。 車椅子は私が押してるのに・・・。 写真のバラは、去年のフロントガーデンの様子ですが 車椅子の通行の邪魔になるので 今年花が終わった後、かなりバッサリ切ってしまいました。 ▼ 「花友」探しなら コ コ ▼ お花情報やスクール探しなら コ コ ランキングにも反映されます。ありがとうございます。
by hanamichiru
| 2008-09-11 19:39
| 介護
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