09.5月30日(土)この一歩は小さな一歩だが・・・

在宅介護を始めて、昨日でちょうど1年となりました。
兄がうちに来た1年前は、無我夢中で
介護など、何をどうしたらよいのか検討もつかないまま
とにかくスタートを切ってしまいました。
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うちに来たばかりの兄は、もうほんとうに
自分の意思で自身のカラダを保つことができず
言葉は不適切かもしれませんが・・・
まるで、人のカタチをした砂袋のような状態で
ただ、寄りかかって座っているだけのことがとても難しく
ズルズルと崩れ落ちていってしまうような有様でした。
私たち家族は、そのたびに両脇にクッションを挟んだり
抱き起こして姿勢を直したりしなければなりませんでした。

それが1年間リハビリを重ね、いまでは室内で自走式の車椅子を操り
自分でトイレに行けるようになり
さらに、自宅で歩行訓練も始めました。
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歩行訓練と言っても
特別に平行棒などのリハビリ器具を、設置したわけではないので
私が車椅子をバックさせながら、兄はその手すりにつかまり
ソロソロと1歩ずつ歩を進めます。
車椅子を歩行器代わりに使っているわけです。
この自前の歩行訓練は、スピードやカーブのタイミングなど
二人の呼吸をうまく合わせないと、案外むずかしい作業ですが
洗面所から自室に戻るとき、日課として取り組んでいます。
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つい、この間も片輪がカーペットに乗り上げた瞬間
兄がバランスを崩し、横転してしまいました。
私が咄嗟に手を差し伸べようとしましたが
お互いの間に車椅子があって、手が届きませんでした。
車椅子を引くほうも、つかまって歩くほうも
まだまだ修練を積む必要があります。
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私はこの歩行訓練をしているとき
月面に降り立ったアームストロング船長のセリフ
「この一歩は小さな一歩だが、人類にとって偉大な一歩である」を
思い出して、ちょっぴり可笑しくなります。
でも、「人類」を「兄」に言い換えれば、まさにその通り!

「この一歩は小さな一歩だが、兄にとって偉大な一歩である」

なぜなら・・・
いつか自力で歩けるようになるための「一歩」ですから・・・。

※写真は、昨日アップした「大作」のズームアップ写真です。
 バラとダリア以外の花材は・・・
 ・スプレーカーネーション
 ・まだ若いアナベル(アジサイ) 
 ・ヒペリカム
 ・スモークツリー
 ・フィカス・プミラ
 ・アイビー

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by hanamichiru | 2009-05-30 19:10 | 介護
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