09.2月27日(金)鎖骨のないマッサージ師

b0137657_191719100.jpg先日、兄の盲学校時代のノートを見せてもらいました。
踊るような文字でびっしり書かれた何冊もの大学ノートに兄が苦心して医学の勉強をしたあとが残っていました。

いまでは、兄は文字を読む視力もなければ書くための手の自由もありません。
自力で歩くこともできなくなり、介護が必要になったため私と同居を始めました。

学生当時は、まだこれだけのことができて鍼灸・マッサージ師の資格試験にも合格できたんだなぁ、とノートを見ながら、感慨にふけりました。

「解剖学とかこういう勉強、楽しかったんだ?」と私が尋ねると
「そう、勉強しているうちに、自分にない部分が分かってきておもしろくなっていった」と兄が答えました。

「自分にない部分」・・・兄の言っている意味はなにか抽象的なことではなく、実にリアルな話で
「自分にない部分=骨」ということなのです。
(私は慣れていますが、結構すさまじい話です)


「骨形成不全症」という病気である兄は
身体のあちこちの骨が生まれつき欠損しています。
以前にもこのブログで書いたことがありますが
もっとも顕著な部分は頭蓋骨が、不完全であるということです。

それ以外にも、細かい骨は色々欠損していて
鎖骨(細かくないか・・・)などは、左右両方ともないそうで
肩関節と腕のジョイントが上手くいっていないのでしょう。
亜脱臼は日常茶飯事です。

そんな兄が、身長140cmにも満たない小さな身体で
おそらく、しょっちゅう肩関節をはずしながら
20年間もマッサージを生業にしていたとは・・・。
妹ながら、驚きます。「よく、やってたなぁ・・・」

身内を褒めるような話は、お聞き苦しいでしょうが
兄のこの努力は、褒めてあげたいです。
普段は子供っぽくて、自分勝手なところも多い兄ですが
私は、頑張って働き続けた兄を誇りに思っています。

古い旧いノートを見ながら、そんなことを考えました。

※写真の作品は、それぞれ日を改めて制作ノートをアップしたいと思います。

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by hanamichiru | 2009-02-27 19:21 | 介護
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