09.1月21日(水)人はなぜ人を傷つけるのか?

先日、兄が始めてのショートステイを終えて帰ってきました。
まるで元気がなく、初の試みが
明らかに裏目に出たことは、一目瞭然でした。
元気のない理由はいろいろあるようですが
ひとつ大きなアクシデントがあったそうです。
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そもそも兄は手が不自由なため
介助がなければ、自分ではうまく食事が摂れません。
おにぎりやパンといった、掴んで口に運べるものなら
なんとか、一人で食べられるのですが
目もあまりよく見えないので
対象のものを、まず掴むだけでもかなり大変です。
お箸やフォーク・スプーン類を自力で
操ることは、さらに難易度が高くほぼ無理です。
それなのに、普段のデイケアでもそうなのですが
今回のショートステイでも
マンツーマンで、つきっきりの食事介助を
していただくことは叶いませんでした。

したがって、食器に口を近づけて
手でかき込むような食べ方をするしかなく
その様子を見咎めた他の利用者の方が、兄に対して
「食べ方が汚い!」と叱責したそうです。
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母が迎えに行った際、スタッフの方から
「その方は、ちょっとアクの強い方で、最初から席を
 遠ざけておけばよかったのですが、配慮が足りませんでした」と
謝罪を受けたそうです。
その時は兄も「気にしていませんから」と
平静を装っていたらしいのですが
帰宅してからの様子は、明らかに
自尊心を傷つけられたことによる悔しさや怒り
自由にならない自分の身体への情けなさで
がっくり落ち込んでしまったようです。

私がこの話を聞いて
まず、施設に対して疑問に感じることは・・・
何故、生きることの基本である食事の介助を断るのでしょうか?
座席の位置の問題ではなく、介助を受けていれば
未然に防げたことではなかったのでしょうか?

兄を叱責した方に対しては・・・
もし、兄の食事の仕方を見て不快な思いをされたのなら
兄を咎めるのではなく、スタッフの方に伝えて
介助を促していただくことはできなかったのでしょうか?
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今回起こったことは、福祉施設の人手が足りないことが
原因と考えればよいのでしょうか?
「人はなぜ人を傷つけるのか?」
そこまで考える必要はないのでしょうか?
たくさんの答えの出ない「?」マークが頭の中を巡っています。

※本来なら、高島屋関連のお礼記事を掲載するのが筋なのですが
 少々心乱れて、上の話が先になってしまいました。申し訳けございません。
 写真は、いまあちこちで可憐な姿を見かけるスイセンです。
 派手さはないけれど、爽やかで可愛いですよね。

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by hanamichiru | 2009-01-21 18:20 | 介護
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